Set-VMProcessor コマンドレット【スポンサードリンク】
構成バージョンのアップグレード
入り子仮想マシン 起動
前回の投稿は、Windows Server 2012 R2 上で作成した
仮想マシンをAzureにコピーして、役割 [Hyper-V]を追加するところまで記載した。
Azure のテンプレートから
Nested-Hyper-Vのシステム要件としてマシンサイズは、Dv3、Ev3を選択すれば
役割 [Hyper-V]のインストール・再起動はすぐ完了できる。
この仮想マシンを仮にParent OSと命名すると
前回までは、Parent OS上の仮想マシンのインポートまでは完了して
仮想マシンの起動がエラーとなっていた。
少し調べると、Parent OSの仮想CPUの有効化を、以下構文に従い
PowerShellコマンドレットで有効化しなけらばならない。
Set-VMProcessor -VMName <仮想マシン名> -ExposeVirtualizationExtensions $true
※仮想マシン名は、Hyper-Vマネージャ上で、表示されている[名前]
仮想マシン自体の[コンピュータ名]ではない。
というこどで、コマンドレット実行するが、以下のエラー
Set-VMProcessor : デバイス ’Processor’ を変更できませんでした。
プロセッサの設定を変更できません。
先に仮想マシンのバージョンをアップグレードしないと、プロセッサの設定
’ExposeVirtualizationExtensions’ を変更できません。
そう、Parent OS が Windows Server 2016
Child Partition の仮想マシンが、Windows Server 2012 R2 上で
作成してたのでHyper-V構成バージョンが古かった。
指示通りに、Hyper-Vマネージャ―仮想マシン選択
右操作ペイン―構成バージョンのアップグレードを押下
再度、Set-VMProcessor コマンドレットを実行。
ついに、Nested-Hyper-V仮想マシン起動に成功!!
ちょっとわかりずらいが
さらに、もう1回Nested-Hyper-Vの仮想マシンを上記手順で作成して
起動に成功したキャプチャが冒頭の画像!!
12月上旬に成功していたが、投稿するのがここまで遅くなってしまった、、、
あと、この用途、Hyper-V コンテナーに絡んだ気がするが
まだ私が消化不良中。早めにあたりをつけたいところ。
なので、今すぐ思い浮かぶのが、Hyper-Vクラスタ環境の構築検証ぐらい。
この環境で、VMware Esxi をインストールできれば、
DPMから、vSphere を経由せず、直接仮想マシンの
BareMetal バックアップが少し前のCU適用で取得できたはずなので
検証したいのだが
とはいえ、Nested-Hyper-VはやはりAzure Stack構築 や、データセンターが
仮想マシンを提供するサービス向け用途なのかな?
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